今回は、滋賀県大津市の 中学2年生山本澪子さんと、東京の瀧川鯉丸さんとをオンラインでつないで、落語の稽古(4回目)を行いました。
今回は、滋賀県大津市の中学2年生山本澪子さんと、東京の瀧川鯉丸さんとをオンラインでつないで、落語の稽古(4回目)を行いました。
前回の稽古で一通りのセリフや仕草を覚えられたので、今日の稽古では、改めて講師の瀧川鯉丸さんの落語を見るところから始めました。
今までずっと覚える稽古が続いていたので、お客さんとして落語を見る久しぶりの時間を、楽しんでくれたみたいでした。
鯉丸さんの落語を見ることを通して、お客さんの気持ちを思い出したところで、自分で一席喋ってもらいました。
台詞や仕草が全て頭に入った上で、登場人物の人柄が伝わるように演じられていたので、とてもよかったです。
その後、仕草や声の出し方に関して、鯉丸さんからいくつかアドバイスをいただきましたが、指摘されたことをその場ですぐに修正して再現できていました。
集中して稽古に取り組む姿勢に、鯉丸さんも驚かれていました。
最後に、約1ヶ月後に迫った発表会に向けて、一緒に課題を確認しました。
(本番に向けた3つの課題)
・台詞や仕草に隠された登場人物の気持ちを掴む
・お客さんに届く声の出し方や仕草を考える
・自分の声や雰囲気に合わせた言い方、間の取り方を見つける
今の時点で基本的なことはできているので、あとはより良い表現を目指すために、上記の3つを意識して取り組んでいくことになりました。
次回の稽古は、お客さんに伝えることを意識して演じてみる、です。
何かを教えてもらう段階から、自分で見つけていく段階へと稽古が移っているので、成果が見えづらく大変かも知れません。
ただ、ここからが落語の面白いところなので、”自分で考える楽しみ”を知るきっかけだと思って、取り組んでもらえると嬉しいです。
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