【制作依頼】落語×常磐津・新作公演 『流行恋逢都絵 “噺”』について

9/15(木)午後、落語作家・ナツノカモ様へ落語×常磐津 『流行恋逢都絵 “噺”』の作・演出・出演を依頼いたします。


 

2022年9月15日


落語作家

ナツノカモ様

大津芸能倶楽部

プロジェクト


【作・演出・出演依頼】

落語×常磐津・新作公演

『流行恋逢都絵 “噺”』について


拝啓 爽秋の候、ナツノカモ様におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

平素は、大津芸能倶楽部プロジェクトの活動に多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。


また、先日9月3日(土)東京・日本橋三越前にて再演いたしました『積恋雪関扉”噺”』では、作・演出・出演という立場から、会の成功に向けてご尽力いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、当日は満員御礼・盛況のうちに終演を迎えることができました。改めて御礼申し上げます。


さて、このたび12/10(土) @大津 (滋賀) 12/17(土) @日本橋 (東京)、2週連続・2都市で、 『流行恋逢都絵 “噺”(ながれゆく・こいのおおつえ・ばなし)』〜大津絵にまつわる恋の物語〜という落語×常磐津の新作公演を行うこととなりました。

つきましては、本公演の作・演出として落語3席の制作・演出、及び出演者として落語1席の口演をお願いできますでしょうか?


詳細は、後ほどTwitterスペースにてご説明いたしますが、以下に依頼内容をまとめましたので、お手隙の時にご覧いただけると幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、ご検討の程、何卒よろしくお願いいたします。

敬具

 


《題材:歌川国芳「流行逢都絵希代稀物」(ときに・おおつえ・きだいの・まれもの)》

歌川国芳「流行逢都絵希代稀物」(国立国会図書館蔵)

《依頼内容》

・歌川国芳筆「流行逢都絵希代稀物」を題材に制作してください。


・瀧川鯉丸さん、三遊亭花金さん、そしてナツノカモさん3名が演じる落語を各1席ずつ制作してください。


・今回は、常磐津和英太夫さん、常磐津菊与志郎さんのお二人にも、新曲を作っていただきますので、その辺りの連携方法も、ご検討の上ご提案ください。


《歌川国芳「流行逢都絵希代稀物」とは》

流行逢都絵希代稀物(ときに・おおつえ・きだいの・まれもの)とは、今から150年以上前、江戸から明治へと時代が動き出し始めた1848年(嘉永元年)頃、江戸・日本橋で活躍していた幕末の浮世絵師・歌川国芳(うたがわ・くによし)が、”大津絵”をテーマに描いた作品です。


絵をよく見ると、大津絵師(画面中央)が描いた大津絵から次々とキャラクターが”抜け出て”、絵師の周りを取り囲んでいる様子が描かれています。


ところで、大津絵とは、東海道五十三次の最後の宿場町として栄えていた大津宿で、旅人向けに土産として売られていた絵のことです。「鬼の寒念仏」(画面中央・上)や「藤娘」(画面左・上)、「瓢箪鯰」(画面右・下)などが有名です。

これらの定番キャラクターを、大津絵師たちは、数種類の絵の具だけを使って簡単に、”のびやか”に描き、安い値段で販売しました。そのため、大津絵は上方土産として人気となり、江戸庶民に愛されました。


その人気ぶりから、浄瑠璃や歌舞伎、日本舞踊の題材にもなり、明治になるとミロやピカソなど海外の画家にも注目される存在となりました。


ちなみに、舞い上がった紙で顔が見えない中央の絵師のモデルは、この絵を描いた浮世師・歌川国芳と言われており、大津絵のキャラクターの顔は、当時活躍していた歌舞伎役者と考えられています。


(参考文献:大津絵の店HP「大津絵概説」,日本経済新聞社発行:没後百五十周年「歌川国芳展」図録)

以上

 

《公演の詳細》

※一般の方のご予約は、10月上旬を予定しております。

2022/12/10(土) @大津 (滋賀) 12/17(土) @日本橋 (東京)2週連続・2都市開催

落語×常磐津『流行恋逢都絵 “噺”』

〜 落語と常磐津でつむぐ、大津絵にまつわる恋の物語 〜


流行恋逢都絵“噺”とは…

幕末の浮世絵師・歌川国芳が描いた浮世絵『流行逢都絵希代稀物』

この絵は、東海道五十三次・大津宿近くで売られ、

上方土産として江戸で人気だった“大津絵” が元となっています。

そんな浮世絵をモチーフに、落語作家・ナツノカモが書き下ろした

3つの落語と、常磐津和英太夫・常磐津菊与志郎が新たに創作した

常磐津の共演が楽しめるのが、この『流行恋逢都絵 “噺”』です。


【滋賀県・大津公演(初演)】

2022年12月10日(土)

14時開演15時30分終演予定

会場:奏美ホール(滋賀県・大津市)

住所:滋賀県大津市御幸町6−9

(大津・逢坂の関近く) JR大津駅(京都駅から9分)徒歩8分

京阪上栄町駅(三条京阪駅から18分)徒歩3分

入場料:予約2,500円 当日3,000円 ​

(全席自由席・高校生以下の方は、1,000円引き)


​【東京・日本橋三越前公演】

2022年12月17日(土)

昼公演:14時開演15時30分終演予定

夜公演:17時開演18時30分終演予定

会場:橋楽亭(東京・日本橋/三越前)

住所:東京都中央区日本橋室町 1-5-5

    COREDO 室町3 3F

入場料:予約3,500円 当日4,000円 ​

(全席自由席・中央区在住の方は、500円引き)


落語と常磐津でつむぐ新たな恋の物語を、大津や日本橋で、ぜひお楽しみください。